前の家庭が恋しく思う時間
えっと、やめたい!「突然ね。理由は?」実際ここに移り住むまで、早く家を出て、ソロ生活をずっと待ち望み、憧れてた。
そこにはきっと自由が、フリーダムな空間が広がり、誰にも邪魔されず、静かに関圧可能。そう信じてた。
「違う?一人暮らしは、遠からずそんな感じじゃ」勿論、正解。予想通り、ソロの素晴らしき日々が続き、好きな物を食べ、好きに過ごす毎日は最高よ。
けど孤独、滅茶苦茶に。「マジ?普通そーだわな」辛すぎるのさ。前の家庭が恋しく思う時間、訪れるなど夢にも…。
「たまーに、実家帰れば?」勿論帰るわ。けど、終えて此方に戻ると、再び寂しさが包み込み、どーにも自分に絶句。
「祭り終えた後に襲う、寂しさみてーな感じか」そ。何故こう孤独に耐え、生きねばと、常々悩み苦しむわ。
「めんどくせー女」ちょ、寂しがり屋よ?庇護欲等、色々芽生えません?「自分で言うか。まあ、何も感じぬわぁ。それどころか、うざすぎ」